FXスワップ運用記

高金利通貨の複利運用で、自分年金が作れるか実践。絶対に儲からないと言われても、勝算はある。あとNBA。ミネソタティンバーウルブズ。

30才貯金0から老後資金を作るには何%のリターンが必要か

老後資金のメドはたっていますか?老後の不安がない人はまずいませんよね。

先の事は誰にもわかりません。年金が十分に支給される予定の人も、

「細々と暮らしていける」ぐらいのところを抜け出てはいません。

遺産を持たない老人は、やるべきことをやらないとお荷物になります。

子、孫が大人になってお金がかかる時期に、さらに私たちが負担を増やします。

逆三角形の人口ピラミッドの頂点に、完全なお荷物として君臨することになるのです。

なので余裕を持った老後資金の必要性は、異論の無いところだと思います。

堅実にいきたい気持ちもわかります。せっかくの貯金を減らすわけにはいきません。

ただお金のことに限り、勤勉なだけでは解決しない部分があります。

お金の問題で悩まないためには、ある程度の勝負はやむをえないところです。

上手くリスクを取って、お金の問題を解決するのです。

老後にまったく不安を残さないことを目標とすると、

達成するにはどのくらいのリターン(年利)が必要になるでしょうか?

 

堅実な運用はちょっと足りない

元本保証って誰のためにあるの?

資産運用が必要なことはわかっていても、堅実な運用で老後資金が作れるでしょうか。

30歳から月に5万円の積立を続けても、65歳までに作れる貯蓄は2100万。

元本保証の運用で、定期預金がネット銀行の最高で0.2%?国債の利率が0.05%? 

試しに定期預金のほうを計算してみます。

0.2%は客寄せのためで、35年続くわけではないでしょうが、誤差の範囲です。

そもそも国債より利率が高いなんて、銀行が何で運用してるのか謎です。

 

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(図:ファンドの海)

元本の2000万は自分の金なので、35年放置して75万。

あ、税金が20%かかるから60万になった!

65歳でこの60万を握りしめてどうすればいいのかわかりません。

この先30年も続くかもしれない老後不安はまったく解消されません。

元本保証は庶民の蓄財には何のメリットもなさそうです。

かといって富裕層ならやるかといえば、やるはずありません。

1つの銀行に1000万以上置いておいても万が一のとき保護されませんから。

庶民にも無意味、富裕層にも無意味。謎は深まるばかりです。

堅実な株式投資?

 

一般人が資産を増やそうとすれば、リスク資産を持つことは避けられません。

でもリスクが強調されてしまうとなかなか商品が売れないので、

手堅い株式投資として、投資信託に任せる人も多くいると思います。

株がリスキーなことを理解しながらも、プロに任せてみようという発想ですね。

手数料を払いながら、コツコツ積立を続けます。ファンドの平均利回りは4~6%です。

これも月5万円、リターンは5%、35年の運用で計算してみます。

 

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資産が2.6倍に増えています。利益を実現すればここから税金が引かれますから、

(5564-2100)x0.8で、手元に残るのは2771万円です。

これだけあれば年金、退職金と合わせて老後不安が解消できる、と考える人も

いるかも知れませんね。一般的な資産運用というのはこれのことです。

ただ、これだけのリターンがあっても、お金に余裕があるとは言えないはずです。

持ち家が古くなったからといって買い換えることもできず、

内外装で改修が必要になれば、1000万ぐらいは必要になってきます。

元本をリスクにさらしている割には、リターンが少ない印象です。

世界中のカネ余りが解消されて、株式市場から資金が引き上げられれば、

5%のリターンすら達成できないリスクも普通にあるわけです。

国債、社債ではなく株式に投資した時点で、堅実な運用とは呼べません。

であれば、もうすこし高いリターンがあってもよさそうなものです。

年利20%で資産が急上昇する

ここまで「堅実な運用」で老後資金の足しにすることはできても、

老後不安を解消するほどの資産を作ることは難しいことを見てきました。

ここからは一般的に「ハイリスク」と言われるFXのレバレッジを活用して、

スワップポイント使ってより高いリターンを想定してみます。 

 FXについてはネガティブな情報がいくらでも見つけられますし、

実際に使い方を間違ったために資産の大部分を失うこともよくあります。

レバレッジは武器と考える 

レバレッジをそのままリスクととらえている方もいるかも知れませんが、

レバレッジは武器と考えた方がわかりやすいと思います。

戦闘で使われる武器は、訓練を受けなければ使いこなすことはできません。

同じようにレバレッジも、ある程度の経験が無ければうまく使えないのです。

経験が浅いまま武器を使おうとすれば、暴発して自分を傷つける可能性もあります。

FXで早々に資金の大部分を失うのは、その暴発が起こったということで、

レバレッジそのもののせいではありません。使い方を間違っただけです。

年利20%はレバレッジを使って達成する 

スワップポイントの複利運用に4倍のレバレッジをかけることで、

20%以上のリターンが期待できます。

4倍のレバレッジがどのくらいリスクが高いかは後述することにして、

まずは年利20%が老後資金にどのようなリターンをもたらすかを見てみましょう。

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(図:ファンドの海)

このグラフを見てわかるとおり、最初の25年は他の運用と大差ありません。

30歳から積立を始めたとして、25年経過すると55歳。

体力的にも今までどおり仕事に打ち込むことは難しくなってきている上に、

年齢的には会社の制度で給料が下がる人もでてくるでしょう。

リタイアが間近に迫ってきて、老後に対する不安感も増していくちょうどその時から、

あなたの資産額は急上昇していきます。

年利20%でやっと不安が解消される 

そして65歳を迎えるとき、累計のスワップポイントは1億9千5百万に達しています。

この時点で含み損があればその分は引かなければいけません。

ですが35年後の含み損を想定することは難しいので、やめておきます。

税金は利益に対して20%です。ポジションを決済したときに1度だけ発生します。

このスワップポイントがそのまま利益だとすると、税金は3900万になるので、

税引き後で1億5千6百万が老後資金として残ることになります。

これをレバレッジをかけない現物の投資先に振り分ければ、

資金を減らすことなく、配当で生活ができるようになります。

生活をしていながら元本が減らないわけですから、

これで不安を感じるはずはなく、老後不安は解消されると思います。

逆に言えば、年20%以上のリターンが無ければ不安は解消されず、

「年金の足し」「親からもらう遺産の足し」にしかならないでしょう。

レバレッジ4倍のリスクはどのくらいのものか

では、レバレッジを使って年利20%以上のリターンを得るのは、

どのくらいリスクが高いものなのでしょうか?

南アフリカランドを例に、ここ十数年で大きく動いたイベントを見てみます。

1.リーマンショック

2006年の高値17円から2年以上下落が続き、2008年10月に7円台に突入して終了。

レバレッジが低ければ安全というそれまでの通説が完全否定されました。

もし、高値付近で大きなポジションを持っていたら、

レバレッジ4倍でも、余裕の強制ロスカットです。

2.米国債格下げショック 

米国債ショック - Wikipedia

2011年4月の高値12.8円から、2011年9月に9円割れしたところで終了。

可能性は低いですが、運が悪ければ最大で4ヶ月間に3円以上の下落に見舞われます。

例えばこのとき、口座資金が200万円でレバ4倍で運用していたとすると、

ポジション数量は6枚か7枚になっているはずです。(10万通貨単位で)

そこに3円の下落があると、1枚につき30万の含み損が発生するので、

6枚×30万=-180万の含み損となり、口座は強制ロスカットです。

これは最高値でポジションを取った場合の想定なので、

ドルコスト平均法で積立ていれば、ロスカットは防げたと思われます。

3.チャイナショック

 

2015年6月の10円から2016年1月に史上最安値をはるかに突き抜けた6.5で終了。

米国債ショックのときと同様に、下げ幅は3円以上なので強制ロスカットです。

 

レバレッジ4倍は初心者にはリスクが高い

 

ここ10年で起こった大きな下落を見てきましたが、

下手なやり方をするとすべてロスカットになるリスクがある、ということでした。

でも逆に考えれば、下手なやり方さえしなければ4倍のレバレッジでも

ロスカットされずに、運用が継続できるということでもあります。

1つ気が付いたのは、大きな下落が3年~4年の周期で起きていることです。

まぁこれは過去3回がそうだった、ということにすぎませんが、

1つのサイクルとして覚えておいてもいいかもしれません。

結論としては、レバ4倍は慣れていない人にはリスクが高いということです。

年利20%のリターンを継続するのは、それなりに難しいようです。

終わりに

 

今回は、1から老後資金を作るのにはどのぐらいの年率リターンが必要なのか?

という疑問から、思ったことを書きました。

やはり数%の運用では不安を解消することは難しそうで、

人生の終盤でそれに気が付いても、もう運用できる期間は戻ってこないわけです。

なのでここは、始めから20%以上のリターンを狙って資金を増やし、

老後不安を確実に根絶やしにする、という選択肢もあるんじゃないかと思います。

成功させるにはレバレッジをかける必要があり簡単ではありませんが、

経験を積んでリスクを下げるようなやり方をすれば、

決して無謀な賭けではありません。

 

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